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ご愛艇の船底をクリーンにガード・マリンボンベール本格新発売

係留中のボート、ヨットの船底に貝・藻等が付着する~ 長期係留艇には当然で避けられない出来事。
小型、大型艇を問わずプレジャーボート、ヨット、更に漁船、本船、大型船舶等、広大な海域を航行
する全ての船舶の船底部は水面下に潜む汚染・不純物の攻撃からは逃れないのが現実です。
また、魚網や生簀など魚介類の生産性にも大きな悪影響、打撃も受けております。海洋汚染は日々
進んでおり、防止策は社会的な大きな課題となっております。海に従事する者として汚染防止は最大
のテーマです。「出来る事から実行しましょう。ビニール袋や塵、ペットボトル・油等は捨てない」。

船底をクリーン・ガードする「マリンボンベール」(製造元・(有)ケミカルボイスジャパン:千葉県
柏市手賀)の開発は1998年・亜塩素酸ナトリューム水溶液を主原料とし船舶・船底部をクリーン
にする液体溶液です。既存の市場で販売されている各社の船底塗料に混入するだけで使用可能です。
当社も同メーカーとの縁で4年前から当社扱い艇に実験塗装を実施してきました。通常の船底作業
後に船底塗料5社の塗料に(2kg缶・40cc混入・4kg缶・80cc混入)、30艇余に使用しました。
「当初は毒? 本当に着かないの? 過去にも同様の材料があったな~」と、同業者からは不安な
言葉の応酬でした・・・ 使用後6ヶ月艇、1年艇を上架・船底塗装部・特にフジツボ貝の付着が
少なく効果は良といえました。今年からはプライマー時、本塗装時、更に金属部、スラスター等に
実効性が確約できたので積極的に使用していきます。オーナー様、同業者の皆様にも丁寧に説明を
致しますのでお問い合わせをお待ちしております。
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2014年6月上架(13年6月上架から、1年後の上架です) 船底部は貝付が目立ちません
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船首部の船底。係留地は千葉県内房の港です。上架後の写真です
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左舷プロペラにロープが絡まって? 船底部は綺麗でしたがトリムタブにはそれなりに付着
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スクレッパーで貝取りも楽チン、高圧洗浄機で更に洗浄します
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塗料メーカーの宣伝ではなく商品名がでましたがお許し下さい。10Lボトルと30cc小瓶
塗料に混入するだけです(よくかき混ぜて下さい)
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4kg缶に60cc混入
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マリンボンベール混入後は普通にローラーで塗布作業
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今回の58Fにはバインダーにも混入、シャフトブラケット、ラダーにも使用しました
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船底塗装作業が終了です。1年後の船底状態が楽しみです
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左舷側の船底部~一年後が楽しみ

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作業中のマリーナで同業者が以前メールで拝見したけど・・44Fに使いたいと。
即、気前よくサンプル提供しました。使用艇がまた、増えました。有難うございます

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船底保護の強力な味方「マリンボンベール」です。30cc小瓶ですが7月から40cc小瓶です
市販価格は 1本¥2900-(税別)です
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同社製品:アクアビット(アルカリ洗浄洗剤)・クリーンエアー(消臭除菌剤)

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58F艇に1年間で船底に付着した~貝類等です。さて~多いですか? 少ないですか?

 

J-61EE~台南沖~外洋トライアル情報

4日造船所前の水路でエンジン調整を兼ねたテストを実施しましたが、6日の外洋はあいにくの荒天。
6日は回復したのでスタッフ一同は外洋トライアル。台湾は大陸との関係で地元漁師、漁船、本船等、
全ての船舶は外洋出入り口の港とで関係機関(保安庁)に申告、検査を必要とします。J61EEも同様に
検査を受けて出航です。1402021324908

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出航前、保安官の検査を受けます
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後方は内陸です
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徐々に加速~パワーを感じます
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2000回転余 ~ トップで39ノットを計測です

 

J-61EEカスタム・フィッシャー  シートライアル

J-61EEがシートライアル。CAT C-18 1150hp 2基を搭載 初期テストの写真
を造船所より配信します。まだ、メーカーテスト段階ですが37ノットを記録しました。
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2300回転・37ノットを計測

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IMGP7924

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初期テストは造船所前の水路で、更に外洋でのテストを繰り返します

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更にテストは続きます