9月30日から10月4日の間に横浜~福岡間を58fを回航。天候に
横浜~福岡間の回航日記・AZIMUT-58とお別れ
三泊四日の長距離回航は出発から最終地着迄、天候~海上コンディション
に恵まれた最高の回航でした。ベイサイドマリーナ~福岡間の回航記を、
写真付きで紹介していきます。
13年間付き合った愛艇が縁あって福岡に嫁ぎます。出航前は入念に整備
化粧して送り出すことに専念。別れが寂しく回航にもオーナー様の了解を
頂いて同乗となりました。9月30日早朝にベイサイド出航~親しんだ~
航路を快走~三崎~相模湾~石廊崎灯台~駿河湾~遠州灘~大王崎波切港
に寄港・泊る。二日目は潮岬~紀伊水道~鳴門。途中、福良港に寄港泊。
三日目は鳴門海峡~瀬戸内海~瀬戸大橋~来島海峡~松山寄港泊。
四日目は一気に関門海峡~巌流島を見学~玄界灘~福岡に着岸しました。
全コースとも海上は30cm前後の波高で、20ノット余で快調に航行。
天気、寄港地の皆さんにも歓迎され大変お世話になりながら快適な回航を
致しました。福岡のオーナー様も愛艇家で新たな航海が始まりました。
出航前日、当社ヤードで2500Lを給油。出航準備は完了。
30日早朝ベイサイドマリーナを静かに出港。13年間お世話になったマリーナを後にしました。
回航はオーナー様とご子息、加山雄三さん・光進丸クルーの伊藤さんが同乗、四人で回航です。
爪木崎、下田、石廊崎灯台沖も穏やかで回航初日は幸運なコンディションでスタートしました。
3時頃に大王崎・波切港に寄港、1300L補給。中武石油に大変おせわに
料理民主で豪華な夕食。皆さん良くお飲みになりますよ~ 初日から贅沢な~ 回航です。
鳴門大橋が見えて着ました「渦潮に期待とばかりに」ワクワク航行・・・・・渦潮がたってません?
渦潮が見られない、と、急遽福良港に寄港。私のボートレース仲間の田尾さんを頼って寄港。何と仲間が
着岸から補給、洗艇用の水までホークリフトで運んでくれました。たすかりました。ありがとう・・・
仲間の協力に感謝です。ボートも綺麗に潮抜きが出来ました。
今夜はお世話になったレース仲間と夕食です。
高台のホテルからの眺望。鳴門大橋が右側に見えますよ。
お世話になった松浦さんは淡路で美味な干物の販売をしてます。鳴門・淡路名産ですよ。
遅発ちの朝も渦潮は期待できず~一路・瀬戸内海本船航路を南下~松山に向かいます。
遠方の山頂は源平合戦の壇ノ浦・・屋島山頂です。
前方は瀬戸大橋。一路~来島海峡に向かいます。
来島海峡は6ノットの潮流。本船との交差で慎重に航路を進みます。
松山港に入港。途中に短時間の手中豪雨に。入港時は上がり給油船に接岸です。
松山では焼肉をたっぷりご馳走になりました。馬刺しユッケ・・美味でしたよ。肉類は8人前?
松山では夜半に豪雨。夜明けは曇り空でしたが~ 松山港を出航→ 一気に福岡直行です。
途中、剛材を満載したバージ船に出会い~ 逞しく曳航するタグボートの威力に感動。
雲の切れ間の編隊飛行機・5機・・見えますか。関門海峡口上空を飛んでました。
関門海峡に向かいます。
宮本武蔵・佐々木小次郎の戦場・・巌流島ですが背景がクレーン軍で。左に二人の決闘像が見えますか
間もなく福岡です。オーナー様も緊張の中にもゆとりの微笑が。
ホームポートの中道マリーナ沖合い。
福岡マリノアマリーナに着岸。暫くは同マリーナに停泊です。皆さん日焼けで真っ黒です。
マリノアマリーナホテルからのヤードを眺望。私は愛艇との別れを涙して止まりませんでした。
回航で全国、近国を航海してきましたが今回のように天候に恵まれた回航は驚きでした。
AZIMUT-58は新オーナー様と共に新たな航海に向かいます。「13年間有難う」。
船底不純物除去剤・マリンボンベールの台湾販促
マリン本ベールは既に国内でも評価が上昇・・船底に貝付が少ないと
好評を頂いております。10日から台湾の主要造船所に訪問、初期の
説明に行ってきました。台湾を代表するHORIZN社をはじめ当社
取引先の松林造船所、南海遊艇で説明をしてきました。各社は熱心に
商品の説明を聞いていただき、大変興味を持っていただきました。
一部の造船所では早速FRP板にマリンボンベールを塗布、テストを
開始してくれました。初回の訪問説明で資料不足でしたが満足でした。
マリンボンベール、消臭剤クリンエアー、洗浄剤アクアビットの扱い商品。
消臭剤クリーンエアーはトイレやサロン等の悪臭除去に効果があります。
オイル汚れや不純物の汚れを除去するアクアビット。海洋汚染もクリーンにします。
船底の貝・不純物除去剤マリンボンベールは既存の船底塗料に混入するだけで使用。
台北・南海遊艇造船所はブルーウオーターを製造。陳社長、子息も真剣でした。
海岸線のレストランで昼食。造船所から海岸線2万坪は陳社長が所有?
米国輸出艇の52F艇。完成まで4ヶ月余。現艇を日本に売却可能ですよ。
高雄・HORIZON社。呂社長が気軽に記念写真におさまりました(左から二人目)。
造船所の正面。150Fクラスがテスト可能なプールが二箇所。スケールがでかい。
資材部の翁氏が説明を丁寧に聞いてくれ、具体的な質問が多々ありました。
台南市安平・松林造船所。8月に納艇したJ-61を製造したJACKさんとスーザン。
林社長とスーザンさん。「当社が代理店になろうか?」林社長元気です。
台湾流で軽~く乾杯。同社に訪問するたびに毎昼夜ご馳走になります。
早速テストです。インターナショナル塗料にサンプル塗布。
JACK氏は塗布側と未塗布の板を準備、海に沈めてテスト開始です。
テスト結果の数ヵ月後が楽しみです。
マリンボンベールは台湾国内の特許が認可されました。今後も定期的に販促展開です。
国内でも販売店を募集しておりますので、お問い合わせ下さい。