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Sport Boat-Scatab~全メーター・ステアリングなど リメイク

1999年艇・スカラブ31スポーツの各種メーター類とステアリング~
シフトレバートリムタブゲージなどを全て「LIVORSI」製に交換しました。
お客様拘りの/エロイ?趣味でしたが、完成後はイメージ一新、素晴らしい
ダッシュパネルに際立つスポーツボートに仕上がりました。1900年代は
スポーツボート全盛期でした。パワーボートレースも熱海オーシャンカップ
をはじめ福山、小豆島、徳島、琵琶湖、木曽川、天草、高松、銚子、利根川
等で開催されてました。私も当時はレースに熱中した良き時代でした。今回
のメンテナンス中も全盛期を思い出しながら、再来を期待して丁寧に時間を
かけて作業いたしました。
スポーツボートの、再来期を期待してますよ・・・・・
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交換前のダッシュパネル。メーター類が14個とトリムタブインジゲーター
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メーターパネルも塗装~シール張り交換です
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LIVORSI製各メーター類、ステアリング、スロットルレバー等・・交換後
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オーナー様好みで・・赤を基調としました
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ドライブ・チルト、トリムタブインジゲーターはLEDを採用
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メーターパネルも塗装、ラインテープとネームシールも貼り付けました
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メーター間を防水措置後、パネルに組み付け、配線をまとめた地味な作業で完成後に組み付け
スポーツボートの再来を期待しております。
国内のマリーナも海外マリーナのようにスポーツボート専用浮き桟橋式を採用するなど
受け入れ施設等も検討していただければ・・・普及の一助になるのでしょうが!

下記の写真はボートレース全盛時、若かりし頃の私自身でボートも古いモデルですね
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熱海オーシャンカップレース。1週目3着で周回中も・・エンジントラブルでリタイヤ!
↓ 数年後の同レースに当時販売中のシガレットのチームをマネージメント。オーナーを
サポートしてエントリー。ジャガー30Fカタマランで入賞。若くて、懐かしいですね。
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26年度の船底 貝落とし作業~日の出クルーズの準備!

当社白帆ヤードでオーナー様参加で今年の船底部の貝落とし作業です。
27年初日の出クルーズを予定してますので、とりあえず貝だけでも
落とそうと。3月には船底部の作業を実施するので点検を兼ねた作業
でしたが、皆さん小雨で肌寒い一日の作業でした船体にWAXを掛け
たり、バッテリーの点検等一生懸命でした。当社ヤードには海上から
直行ですからシーズン前の作業等には便利ですよ。予約は必須です。
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ヤード専用クレーンでユックリ上架~
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オーナー様も今日はメカニック?
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新調したウエアーが新しすぎて汚すのが勿体無い?ですよ~
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専用船台に乗りましたよ~作業開始です
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当社が販売する船底保護材「マリンボンベール」効果が抜群、貝付きが
ありませんでした。
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プロペラ、シャフトには6ヶ月経過でも表面にギッシリ付着してました
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仮作業とはいえ、貝だけは徹底して取らないと~
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貝取り後、本来ならペラクリン等を塗るのですが3月迄待ちます
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船底の一部を塗布
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船体を軽くバフ掛け~
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5時間の軽作業も終了~ ユックリ下架作業です
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有難うございました~ 自艇のバースにお帰りです

一年の締めくくり。初日の出クルーズの為に船底貝取りの軽作業でしたが
オーナー様と一緒の作業でしたが楽しい一日でした。

皆様もご利用くださいね。

 

軽油200㍉㍑が過って海上流失・海上汚染法違反で罰金500,000-

新島方面にクルージング~若郷港に着岸間もなく、海上保安庁横須賀担当官から電話が
「〇〇号ですか?、こちらは海上保安庁・横須賀ですが、これから下田管轄艇が若郷に
向かいます」との連絡。担当官の電話の内容は途中の寄港地で燃料(軽油を)補給した際に
海上に微量ながらも軽油を流失したので臨検に向かうとの連絡でした。確かに補給をし
たけど軽油を撒き散らした? 補給地岸壁の釣り人が海面に浮かんだ軽油痕を見て通報
保安庁が現場の現状を確認~それから補給会社、該当艇の当方に連絡があった次第です。
平成24年7月14日が補給日、それから係留マリーナで実地検証が3回、補給漁港で
補給当時同様に再現、更に会社で聴取、横須賀保安庁に3回出頭。1年余を経過しても
延々と継続、25年度は横須賀検察庁に出頭、12月に再度呼び出し、略式罰金の通達
27年1月に裁判所から最低¥500,000ーの罰金が科せられるとの事でした。
補給中に過ってオーバーフロー口から漏れた軽油量が200㍉㍑・検証や呼び出し等で
約30ヶ月を経過し、略式とはいえ罰金50万です。
オーナーの皆さん補給時は十分気をつけて下さい。牛乳瓶半分でも海洋汚染法は厳罰。
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補給当時の再現、検証。1000㍑補給時間も計測してました
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検証は犯罪者扱いのようで・・・悲しくなりました
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マリーナでは燃料の抜き取り、エンジンルームの検証等・・・
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鑑識並みの厳しい検証が続きました
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エンジンルームも隅々まで・・ 密輸船の検査?・・ 何も隠してませんが?
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燃料の抜き取り。補給燃料の検査?

平成24年7月から裁判所の略式罰金通達が27年1月~約30ヶ月です。流失した量の問題でなく、
海上汚染の行為は決して許されることでは無いという事でしょね。不注意ではすまされませんよ。